射出成形加工
プラスチック製品全般を請け負います。
1000点以上の金型を保管し、製品に応じて100種以上の樹脂を扱っています。
近年では、自動車の内装意匠部品やシャワー等の外観美化製品、アルミ代替品である強化プラスチックを使用した機能部品の成形も行っています。
- 成形機
- 30~220tまで26台
- 製品寸法
- 極小3mm~最大500mmまで
超肉薄t;0.3mm〜肉厚製品50mmまで - インサート
- 人付インサート対応
- 樹脂材料
- 汎用樹脂〜エンプラ
アクリル、エラストマーまで - 特殊金型
- ネジ抜きなど
製造部「成形課」の仕事
射出成形は、加熱し溶かした材料を金型内に注入し、冷却し固める事によって、成形品を得る方法です。
成形課の仕事は量産の前に、成形機に金型を取付け、材料を投入し、成形条件を設定します。
成形条件は、成形機のシリンダー温度や射出速度、金型温度などのことで、その組合わせは無数にあります。その為、各成形品の最適な成形条件を出すのには習熟した技術と経験が必要です。一度、量産が始まっても、成形機や外気温などの微妙な変化で、成形品にバラツキが生じるため、品質を保つための監視と、条件の微調整が必要です。
良否判定能力と調整能力も要求されます。
成形課 辻本の仕事への取り組み
まずは、不良を作らないことです。
金型の取付、材料の乾燥、条件設定等のどれか一つでも間違えてしまうと、不良が量産されてしまいますから。
同じ製品でも、不良箇所は一定ではないので、スタート時の検査は特に緊張します。そして、不良を見逃さないことです。
同じ条件で成形していても、徐々に品物が変わったり、突然一つだけ不良品が発生することがあります。
それらを見逃さないようにしています。成形機のトラブルなどで、なかなか良品を作れない時などは大変ですが、先輩に聞きながら一つ一つ対処して勉強しています。
プラスチック射出成形品実績例
自動車部品
(表示系部品 センサー系部品 モーター系部品)
養鶏・養豚の給餌機
小型モーター部品(絶縁体)
水関連製品(浄水器部品 シャワー部品)
農業防除機(噴霧器部品 ドローン部品)
電子部品(充電器部品 基板部品)
医療機器部品